こんにちは。スリーピースコーポレーションの薬剤師、菅野です。

体にいいものは摂りたいけれども、表示成分の食品添加物が気になるという方はいらっしゃいませんか。

どんなに体に良いものとされていても、安全なのかと心配になってしまいますよね。

しかし食品添加物は、食品を長持ちさせたり、加工しやすくするためには必要なものです。

その中でも「微粒二酸化ケイ素」という成分は、食品やサプリメントの製造には重要な役割を持っています。

本記事では「微粒二酸化ケイ素」とはどのようなものなのか、また体に安全なのかについて詳しく解説いたします。

微粒二酸化ケイ素についての疑問がスッキリ解決できるはずです。

ぜひ参考にしてください。

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微粒二酸化ケイ素とは何?

微粒二酸化ケイ素は、ケイ素と酸素を結合させた無機化合物です。

身近にあるものでいうと「シリカゲル」というものが馴染みがあるかもしれません。

乾燥剤などに使われることがあり、目にする機会は多いのではないでしょうか。

ケイ素は酸素の結合の仕方により、結晶性、非結晶性の化合物に分類できます。

結晶性の二酸化ケイ素はガラスや岩石に多く含まれており、素材のまま利用されることもあります。

また人工的に作成される場合もあり、様々な場面で利用されるケースも珍しくありません。

主な用途は

  • 半導体製造: 半導体デバイスの製造
  • 建築材料: コンクリートやモルタルなどの建築材料
  • ガラス製造: 窓ガラスやテレビ画面などの平面ガラスの製造
  • 薬品や医療関連製品: 薬品や医療関連製品
  • フィルター材料: 水や空気などの浄化フィルター材料

など工業用品や建築、医薬品など幅広い分野で利用されています。

食品添加物として使われる微粒二酸化ケイ素は、非結晶性のものです。

更に細かく分類すると、非結晶性の二酸化ケイ素は水溶性のものと不溶性のものに分けられます。

この内不溶性のものが食品添加物として利用されるのです。

不溶性のため、体内に吸収されることなくそのまま体外に排泄される特性を活かしています。

非結晶性かつ水溶性の二酸化ケイ素は「シリカ」と呼ばれています。

シリカは骨や皮膚、髪の毛などを構成している成分です。

シリカの役割は

  • 骨の強度と健康:骨と軟質組織の成長
  • 皮膚の健康:皮膚の修復や柔らかさ
  • 抗酸化作用:抗酸化作用を持つ。抗酸化物質と結合して身体を保護する効果

などが代表的です。

水溶性シリカは、サプリメントや食品・飲料などに加えられることがあります。

このような場合には、体内への摂取や吸収がより容易になり、健康に関連する効果を期待することができます。

しかしシリカは普段の食事から十分に摂取できるため、プラスで摂取しても効果がある実証はまだ不十分です。

積極的に摂取しても体に害はないと考えられていますが、効果を期待しすぎないほうがよさそうです。

ケイ素の状態結晶性非結晶性(不容)非結晶性(水溶)
呼称シリカゲルなど微粒二酸化ケイ素シリカなど
用途工業製品など食品添加物としてサプリメントなど

参照:シリカやケイ素を摂取できるとうたった飲料、健康食品等に関する調査-ケイ素の摂取は美容や健康に良い?-

食品添加物としての用途について

食品添加物としての用途について

微粒二酸化ケイ素は幅広く自然界に存在し、様々な用途で使われています。

ではどのような用途で食品添加物として使われているのでしょうか。

微粒二酸化ケイ素が、食品添加物として使われる用途は次のとおりです。

  • 保存: 防腐剤として使われ、食品の保存期間を延ばす
  • 流動性の改善: 食品の流動性を改善し、生産性の向上に役立つ
  • 加工改良: 加工過程での食品の変質を防止することができる

など幅広く使われています。

そのなかでも食品添付物としての主な用途は、シリカゲルと同様に湿気を除くことです。

サプリメントやカップラーメンなどにも使われ、粉末が固着しないようにします。

いわゆる粉がサラサラな状態を保つために利用されるのです。

食感や、保存期間を保つために、微粒二酸化ケイ素はなくてはならない存在と言えるでしょう。

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二酸化ケイ素に危険性はないのか?

二酸化ケイ素に危険性はないのか?

二酸化ケイ素は摂取しても危険性はありません。

食品添加物に使われる二酸化ケイ素は体に吸収されないため、安全性が担保されています。

しかし微粒二酸化ケイ素を食品や添加物に使う場合は、いくつかの基準が設けられています。

  • 添加物としての利用は食品量における2%までにとどめること
  • 母乳代替品や離乳食に含めてはいけない

赤ちゃんは内臓が未発達のため、二酸化ケイ素を過剰に摂取することがリスクに繋がりかねません。

母乳代替品であるミルクに含めてしまうと、大量に摂取することにつながるため禁止されています。

つまり大人が二酸化ケイ素が含まれている食品やサプリメントなどを摂取しても、体に悪影響が及ぶことは無いのです。

厚生労働省が添加物として利用して良いと認めていますので、安心して摂取できますね。

参照:食品添加物

まとめ

微粒二酸化ケイ素について解説いたしました。

微粒二酸化ケイ素はほぼ体に吸収されないため、人体に悪影響を与えることはありません。

またサプリメントの服用しやすさを増してくれる食品添加物です。

せっかく購入したサプリメントも、服用しやすくなければ継続できませんよね。

Bフロンティアが開発した医療系腸活サプリメントの「cho'rism」はサラサラの細粒。

このサラサラ感は微粒二酸化ケイ素に支えられています。

サラサラなだけでなく、スティック状で服用しやすいため継続も苦にならないでしょう。

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微粒二酸化ケイ素とは?食品添加物としての用途や危険性について” に対して2件のコメントがあります。

  1. 栂谷崇子 より:

    食品添加物に関してのざこば様々な文献を読み、市販の食材買う際に必ず原材料をチェックしてしまいます。二酸化ケイ素は、何とか理解できました。
    お惣菜類、お刺身等に含まれる酸化防止剤やリン酸塩という名前に敏感になってしまい買えません。

    1. 株式会社 スリーピースコーポレーション より:

      酸化防止剤をはじめ食品添加物は、国によって使用基準や使用量が定められ、安全性が確保されているものしか使えません。
      たとえば、生涯毎日食べ続けても健康に影響がないとされる「一日摂取許容量(ADI)」は添加物ごとに数値が定められています。
      一般に流通している食品は、この一日摂取許容量よりさらに少ない量になるように設定されています。そのため、酸化防止剤が入っているからといって必要以上に不安に思う必要はないでしょう。

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