ファスティングや断食などに興味がある方は「肌断食」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

肌断食とは、普段のスキンケアやメイクを休止する、もしくは減らすことです。

肌本来の健康な状態を取り戻すことを目的とした美容法ですが、目的ややり方を考えておこなわないと、期待する効果が得られない可能性があります。

この記事では、肌断食のやり方や効果、デメリットから、やめる時の判断の仕方、やめ方まで幅広くお伝えします

トラブルに負けない肌本来の力や、キメの細かい透明感のある肌質を目指すために、肌の美容習慣を見直してみませんか?

肌断食とは?やり方や効果・デメリットも解説
広告
Bフロンティア公式通販サイトご案内ページ

肌断食とは

肌断食とは、いつも肌に使用しているスキンケア製品や化粧品を一時的にやめることを言います。

メイクをするための化粧品は肌へ負担をかけている、というイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

実は、肌に良いとされている化粧水やクリーム・美容液も、肌へストレスを与えている可能性があるのです。

そのため、肌断食では、すべてのスキンケアを中止し、洗顔後は素肌のまま過ごします。

肌へのストレスを最小限にすることで、肌の自然な回復力を促し、もともとの健康な状態に戻すことが、肌断食の目的です。

肌断食によって肌へのストレスを減らす理由には、おもに以下の2つが挙げられます。

肌断食をおこなう理由

  • スキンケア製品への依存状態を断ち切るため
  • 肌トラブルを改善するため

日常的にスキンケア製品や化粧品を使用していると、肌自身が「それらの品がなくてはならない状態」だと判断してしまいます。

このようにスキンケア製品や化粧品を使用しないと肌の質が保てない状態を、依存状態と表現します。

依存状態である肌は、もともと持っている肌本来の回復力を発揮できず、健康な状態であるとは言えません。

また、スキンケア商品や化粧品に含まれる成分や刺激が肌への負担となり、肌トラブルを起こしている可能性もあります。

依存状態を断ち切り、肌本来の力を発揮できるようにしてあげること、肌トラブルを改善することが、肌断食をおこなう理由です。

ファスティングは普段食べている固形物を摂取しないことで消化器官を休ませ、胃腸をはじめとする体の調子を整えることを目的としています。

肌断食はファスティングの肌バージョンとも言えるでしょう。

一定期間、普段さらされている刺激から遠ざけ、休ませることは、調子を整えて本来の力の発揮を促すことに繋がると考えられます。

肌断食のやり方を解説

肌断食には、本格的な方法と、簡略化した方法があります。

本格的な肌断食のやり方

【すべてのスキンケアを休止する】

数日間から数週間、スキンケア製品や化粧品を一切使用しない。
洗顔もぬるま湯だけにし、乾燥が気になる場合は夜に白色ワセリンを使用するのみ。

※熱いお湯は肌に必要な皮脂まで洗い落してしまうため30~35℃のぬるま湯を使用する。

しかし、急にすべてのスキンケアをやめることが難しい方もいるでしょう。

仕事や個人の都合などで、毎日化粧をしないわけにはいかない、ということもありえます。

そんな時は、スキンケア製品の数を減らしたり、化粧品の種類を変更することでも、肌断食を実施できます。

簡略化した肌断食のやり方

【普段使用しているスキンケアの種類を減らす】

普段使用しているスキンケア製品の数や種類をひとつずつ減らしていく。
まずはクリームから、乳液や美容液、化粧水などの順番で徐々に減らすのがポイント。

一気にすべての品を休止するわけではないため、肌の調子を見ながら手軽におこなえます。

また、保湿のみの単純なスキンケアに変えてみるのもいいでしょう。

保湿のために化粧水やワセリンのみを使用し、エイジングケア製品や美白製品を休止するという方法です。

エイジングケア製品や美白製品には、さまざまな成分が含まれています。

スキンケア製品に含まれる主な成分
 エイジングケア製品
抗酸化成分肌の老化やダメージを引き起こす活性酸素を抑制
ビタミンC、ビタミンE、コエンザイムQ10、ポリフェノールなど
ヒアルロン酸皮膚の水分保持能力をサポート
コラーゲン肌の弾力やハリをサポート
ピープチド肌の再生や修復をサポート
レチノール肌のターンオーバーを促す
ピーリング成分古い角質を取り除く
アルファヒドロキシ酸(AHA)やベータヒドロキシ酸(BHA)など
 美白製品
ヒドロキノンメラニン生成を抑えるサポート
アルブチン
コウジ酸
ナイアシンアミド
ビタミンC誘導体メラニン生成抑制・肌の明るさを促進
アスコルビン酸リン酸エステルやアスコルビルグルコシドなど
アルファヒドロキシ酸古い角質を取り除く

これらの成分を断つだけでも、肌への刺激や負担を軽減することが可能です。

化粧水は基本的に水ですが、ヒアルロン酸、グリセリン、ビタミンC誘導体や界面活性剤、pH調整剤などを含んでいるものもあります。

できるだけ保湿成分のみが含まれる商品を選びながら、使用するものを厳選してみましょう。

白色ワセリンは肌を保護して保湿効果を高める成分のみで作られています。

しかし、ワセリンは油分を含んでいるため、肌に塗った状態で紫外線に当たるとシミや黒ずみの原因になります。

ワセリンを保湿剤として使う場合は、日中を避け夜のみの使用にとどめましょう。

黄色いワセリンは不純物が多いため、純度が高い白色ワセリンを使用してください。

どちらの方法でも洗顔はおこないますが、肌に負担がかかる成分が入っている石鹸の使用や、ゴシゴシと擦る洗い方は避けるべきです。

石鹸を使う場合は、脂肪酸とアルカリ剤と水のみを使用したものを選び、着色料や香料・抗酸化剤などの添加物が含まれるものは避けましょう。

洗顔時は、角がたつくらい細かく泡立てた泡で優しく肌を包み込みながら、肌の上を滑らせるように洗うのがポイントです。

肌への意識を高めるだけでなく、規則正しく健康的な日常生活も心がけましょう。

栄養価の高い健康的な食事や十分な睡眠をとり、ストレスの少ない生活をすることも大切です。

日焼け止めはどうする?

肌断食中の日焼け止め

化粧やスキンケアを中止しても、紫外線対策は必ず必要です。

紫外線にあたると起こりうること

  • 肌への刺激が大変強く、肌に赤みや痛み・かゆみを引き起こす原因になる
  • 肌の老化を促す要因とも言われ、シワやたるみを引き起こしやすくなる
  • 肌の色素沈着やシミの原因にもなるメラニンの生成を促す
  • 肌を乾燥させたり、敏感な肌へ炎症を引き起こしたりする

これらの理由から、肌の健康を守るためには、日常的な紫外線予防が大変重要です。

肌断食をおこなっている間も、外出時や、室内でも日に当たる場所にいる場合は、必ず日焼け止めを使用するようにしましょう。

メイク落としを使用しないと落とせない日焼け止めは、洗顔時に肌への負担を大きくしてしまいます。

できるだけ石鹸で落とせるものや、低刺激の日焼け止めを選びましょう。

石鹸で落とせるメイクを選ぼう

メイクを中止するのが難しい方は、化粧品の種類を変えることでも肌への負担を減らせます。

無添加のものや、石鹸で落とせる化粧品であれば、化粧品による肌への刺激とともに、メイク落としを使用することによる肌への負担が軽減されます。

メイク落としはクレンジングとも呼ばれ、主に油汚れ(メイクなどの脂汚れや毛穴につまった角栓・黒ずみなど)を落とすものです。

毛穴の奥の頑固なメイク汚れは、メイク落としを使わなければ落ちないものも多くあります。

しかし、メイク落としに含まれる界面活性剤(油と水と馴染ませる成分)は、メイクだけでなく、肌に必要な皮脂や水分まで余分に除去してしまいます。

対して、洗顔に使われる石鹸は、肌に不必要な皮脂や汗・ホコリや汚れを落とすものです。

肌を清潔に保つために使用されるもので、余分な皮脂や水分を除去する成分が入っていないものも多くあります。

石鹸で落とせるメイクであれば、メイク落としを使って肌をゴシゴシと洗う必要がないため、肌に大きな負担をかけずにメイクを続けられます。

ファンデーションをはじめ、ほとんどのメイクアイテムは石鹸やお湯で落ちるタイプのものが販売されているため、探してみるといいでしょう。

スキンケアをすべて中止するのが難しい方でも、肌断食はやり方次第で日常生活に取り入れられます。

ご自身の生活習慣に合わせた方法をぜひ検討してみましょう。

広告
Bフロンティア公式通販サイトご案内ページ

肌断食の効果

肌断食の効果

肌断食をすると、肌が自力でトラブルを防止する力が強まり、乾燥や刺激に対して強くなることが期待できます。

また、肌本来の回復力が高まるため、キメの整った美しい肌質を目指せるでしょう。

肌断食の主な効果は以下の4つです。

  • 自然な皮脂バランスの回復
  • 肌の保湿力の向上
  • 肌負担の軽減
  • ターンオーバーの正常化

これ以外にも、肌断食をすることでご自身の肌の状態や必要なケアについて改めて考えられます。

健康な肌でいようという意識が高まり、ご自身に合ったスキンケアや化粧品を選び、見極められるようになるという効果も期待できます。

自然な皮脂バランスの回復

肌の表面には皮脂膜という膜があります。

皮脂膜の役割

  • 皮膚を覆って、水分の蒸発や乾燥を防ぐ
  • 汗と皮脂から作られており、水分と油分のバランスによって肌を守る

スキンケア製品や化粧品を過度に使うと、皮脂膜の水分と油分のバランスが崩されてしまいます。

皮脂バランスの崩れは、乾燥やかゆみ、肌のつっぱりなどのトラブルを起こしやすい原因のひとつです。

肌断食をおこない、肌への刺激を減らすことは、皮脂膜のバランスを整えることに繋がります。

また、外部からの刺激が多ければ多いほど、肌が皮脂を調整する機能が弱くなってしまいます。

スキンケア製品に頼らない自然な皮脂の調整機能を取り戻すことで、過剰な皮脂分泌や乾燥などのトラブルが改善され、健康的な皮脂バランスへの回復が期待できます。

肌の保湿力の向上

メイクのために化粧品を使用し、メイク落としでの洗顔を繰り返すことで、肌のバリア機能が落ちると言われています。

肌のバリア機能とは?

  • 有害なものが皮膚に入るのを防ぐ
  • 皮脂膜で肌を覆い水分を蓄える
  • 紫外線の透過を抑える
  • 体内へ菌が侵入するのを防ぐ

など

肌の水分を保つ力が弱くなり、乾燥しやすい状態になるのは、このバリア機能が低下することが原因です。

少しの乾燥で肌がカサカサになったり、荒れて赤みがでてきたりと、トラブルを起こしやすくなってしまいます。

肌断食によって肌への刺激を減らすことは、肌のバリア機能を整えるために有効な方法です。

肌のバリア機能が整えば、皮脂膜に水分を蓄える力が促され、肌の保湿力の向上が期待できるでしょう。

肌負担の軽減

肌には、日常的に多くの負担がかかっています。

  • スキンケア商品や化粧品からの刺激
  • ファンデーションなどの化粧品を肌に塗る摩擦
  • メイク落としや洗顔による摩擦
  • スキンケア製品を肌に付ける時の刺激

これらの全てが肌への負担の要因になっているのです。

ご自身の肌に合っていないスキンケア製品を気付かずに使い続けているケースも少なくありません。

肌に良いと思って複数の品を必要以上に使っている場合もあるでしょう。

スキンケア製品の成分が合わなかったり、複数の品からの刺激を与え続けることは、肌への負担に繋がります。

また、化粧品を塗る行為や、メイク落としや洗顔料でゴシゴシと擦る行為だけでなく、スキンケア製品を肌に付けるときも、肌に摩擦という刺激が与えられています。

摩擦は肌への大きな負担のひとつです。

肌断食は、メイク自体をしない・減らすものであり、スキンケアを全くしない、もしくは最低限のスキンケアのみにするものです。

肌への刺激や摩擦を極力少なくすることができるため、肌への負担を軽減させることが可能です

ターンオーバーの正常化

肌断食をおこなうことは、肌のターンオーバーが正常に機能する手助けに繋がります。

ターンオーバーとは?

肌の細胞が一定のサイクルで生まれ変わる代謝のしくみのこと

古い皮膚がはがれ落ちて新しい皮膚が生まれる仕組みが円滑に進まなくなることを「ターンオーバーが乱れる」と言います。

メイクを落とすために洗浄力の強いメイク落としや洗顔料を使っていると、肌に必要な水分が奪われて乾燥を引き起こし、ターンオーバーのサイクルを乱してしまいます。

皮膚の生まれ変わりがスムーズに進まなくなるため、古い細胞や紫外線によるメラニンなどが肌にどんどん溜め込まれてしまうことに。

その結果、ニキビの跡やシミができやすくなり、古い肌が表面に残ることで肌に透明感がなくなり、くすみの原因になってしまうのです。

肌断食によって肌への負担を軽くし、肌を休息させることで、肌のターンオーバーが正常化します。

新しい皮膚がスムーズに生成され、肌本来の輝きや透明感を復活させることが期待できます。

肌断食のデメリット

肌本来の健康を取り戻すために効果的な肌断食ですが、デメリットも存在し、一部では「肌断食はやめた方が良い」という声も聞かれます。

肌断食をおこなう際に最も知っておきたいことは、個人差が大きいということです。

肌断食の効果を実感できるまでの期間は、普段使用している化粧品の量や肌の状態、肌断食のやり方によって違います。

肌断食をしても全く効果が見られないだけでなく、逆に肌の調子が悪くなる方も中にはいらっしゃいます。

そのため、肌断食を開始する前に、デメリットややめる時の判断基準について、あらかじめ知っておくことが大切です。

皮膚の特徴によっては合わない場合もある

肌断食が合わない場合の皮膚の特徴はいくつか考えられます。

肌断食が合わない例

  • 今までのスキンケアがベストな状態である
  • 乾燥がひどい
  • 肌が弱い
  • 皮膚疾患を持っている
  • 肌のコンディションが良くない

今までのスキンケアが肌にバッチリ合っていた方にとっては、肌断食をすることで肌の不調を引き起こしやすくなる可能性があります。

また、皮膚疾患を持っている方や、もともと乾燥しやすい方や、肌が弱い方は、全くスキンケアをしなくなることがニキビや赤み・かゆみなどの肌トラブルに繋がることもありえます。

こういった特徴がなくても、その時の肌のコンディションによって、肌断食が合わないと感じる症状が出てくる可能性があるということを覚えておきましょう。

紫外線カットが難しい

先ほどもお伝えしたとおり、肌断食中でも、肌の健康を保つために紫外線対策は重要です。

現在は石鹸で落とせて、なおかつSPFの高い日焼け止め商品も販売されています。

しかし、石鹸だけでは日焼け止め特有の肌に膜を張ったベタベタした感覚が取れないという声も聞かれます。

また、日焼け止めを塗っただけでは肌が湿った状態になるため、ホコリや花粉・黄砂などが付着しやすく、肌が汚れやすくなることも。

こうした不快感から、肌断食中に日焼け止めを使うことが難しいと感じられることもあるでしょう。

不快感を和らげるためには、外出時は日焼け止めの上から低刺激のパウダーを薄く付けるなどの工夫をしてみましょう。

また、日焼け止めを使用しない場合は帽子やサングラスを着ける・日傘を使用する・できるだけ日陰にいるなどの、物理的な紫外線対策も活用できます。

これらを手間だと感じる方にとっては、肌断食中の紫外線対策がストレスになってしまうかもしれません。

やめ時がわからない

肌断食をおこなう期間の目安は、普段メイクをあまりしない、皮膚トラブルを起こしにくい方でも約30日程度と言われています。

すぐに結果が現れるわけではなく、じっくり腰を据えておこなう覚悟が必要な美容方法です。

なかなか効果が実感できないことから、やめ時がわからないまま、だんだんと妥協してしまい、結果が得られないまま普段のスキンケアに戻してしまう方も少なくありません。

しかし、必要以上に早めにやめてしまったり、長くおこなったりすることは、かえって肌に負担をかけてしまいます。

まずは、肌断食をなぜおこなうのか、肌断食に期待する目標を設定しましょう。

「乾燥を防ぎたい」のであれば肌の保湿に満足した時、「ニキビを直したい」のであればニキビの状態がよくなった時が、やめる目安になります。

それぞれの肌の問題が改善された時が、肌断食のやめ時だと考えておきましょう。

肌断食のやめ方とやめる時の判断基準

肌断食をやめ、スキンケアを再開する場合は、スキンケア製品を徐々にひとつずつ始めていくことが重要です。

また、肌断食後は肌が敏感になっていることが多いため、無添加のもの、低刺激のものを選びましょう。

新しいスキンケア製品を試すときは、肌に合わない場合に備えて、1つずつ・少量ずつ使用していくのがポイントです。

肌断食をおこなう目的は「負担のかかっていた肌が本来の回復力を取り戻すこと」です。

肌本来の力が戻ってきた後は、ご自身の肌に合った化粧品を使った年齢相応のスキンケアが必要になります。

肌断食をやめる前に、やめた後に使用するご自身に合ったスキンケア製品を厳選しておきましょう。

肌断食をやめる基準をいくつかご紹介します。

肌断食をやめるべき判断基準

  • ご自身が肌の調子や外見に満足している場合
  • 期待している肌の問題が改善された場合
  • 肌断食が心理的ストレスになっている場合
  • 肌トラブルが悪化した場合

まずは、ご自身が期待する肌の状態に近付いた時、肌トラブルが改善した時がやめる時の目安になります。

改善されていない場合も、肌断食に精神的なストレスを感じる場合、肌トラブルが悪化した場合は休止を検討してください。

肌断食をしている状態に過度なストレスや不快感を感じることは、肌にとっても良い状態ではありません。

一度肌断食をストップして、ご自身のストレスが少ない方法を再度考え直しながら、肌のケアをおこなうことが大切です。

皮膚に炎症が見られた場合は中断し皮膚科を受診しよう

肌断食を始めて数日間、肌が普段の状態との変化に慣れるまでは、「肌が乾燥する」「汚れが目立つような気がする」という現象が起こりやすい時期です。

肌断食を続けていくと肌の調子が持ちなおすことも多いため、数日間は様子を見てもいいでしょう。

しかし、肌の乾燥や汚れだけでなく、ニキビやかゆみ・赤みが出てきたりなどの肌トラブルが4~5日続く場合は、肌断食を中断しましょう。

肌断食をやめても症状が改善ぜず、強いかゆみや炎症などの症状が出るようであれば、専門の医師に診てもらうことが望ましいです。

個人の判断で放っておかずに、必ず皮膚科を受診するようにしてください。

日焼け後の肌断食はやめよう

日焼け後の肌断食はおすすめしません。

なぜなら、日焼け後は普段と比べて何倍も肌がダメージを受けている状態だからです。

紫外線による肌へのダメージは、肌の表面だけでなく、深いところまで浸透している可能性があります。

また、日焼けによって肌が炎症を起こしていることも少なくありません。

肌の自己修復能力が低下している日焼け後は、適切なスキンケアと保湿が必須です。

まずは、炎症を抑える作用のある製品や、保湿効果の高いスキンケア製品を使って、肌の調子を整えましょう。

さらに、肌の再生を促す栄養素や活性成分を含むスキンケア製品によって、肌をダメージからいち早く回復させることを優先してください。

肌断食は、日焼けによるダメージが落ち着いてから、再度計画し実践するようにしましょう。

まとめ

肌断食は、肌を一定期間休ませることで、肌本来の力を取り戻すために有効な方法です。

しかし、人によっては効果を感じられなかったり、肌トラブルを起こしたりする可能性もあります。

もともと肌が弱い方や、アトピーなどの皮膚トラブルを抱えている方は、必ず皮膚科の医師に相談してから、肌断食をおこなうことも重要です。

肌断食の効果やデメリットを正しく知って、ご自身の肌の美容習慣を見直してみましょう。

生き生きとした健康な素肌を手に入れるきっかけを手に入れるために、生活習慣や体調に合った肌断食の方法を取り入れてみてくださいね。

produced by Fasting.Lab

株式会社 スリーピースコーポレーション
株式会社 スリーピースコーポレーション記事監修および運営会社
株式会社スリーピスコーポレーション
代表取締役 / 薬剤師 山田 章造
Web ▷https://three-pc.co.jp/aboutus/

株式会社Bフロンティア
ファスティングカウンセラー 松屋 裕子
Web ▷https://www.b-frontier.com/company

鹿児島市医師会 野井倉内科クリニック
医師 野井倉 洋豪
Web ▷https://www.city.kagoshima.med.or.jp/ihou/719/10.pdf

きやまクリニック
外科専門医 難病指定医 臨床研修指導医 木山 貴陽
Web ▷https://kiyama-clinic.jp/

株式会社スリーピースコーポレーション
業務内容 薬局経営事業
薬局運営11店舗(100医療機関30施設以上処方箋受付)
研修実施先
・ひまわり病院様接遇研修
・医療法人高見馬場 山口クリニック様 接遇研修
・グリーンフォレスト三笠様 接遇研修
・久松クリニック様 接遇研修
・医療法人王昌会様 新入社員接遇研修
・みらいクリニック様 接遇研修
・各調剤薬局 その他
Web ▷スマイル薬局一覧

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA