こんにちは。株式会社スリーピースコーポレーションの薬剤師、菅野です。

便秘に悩まされることはありませんか。

便秘は男性より、女性に多い悩み事。

また加齢により、悩む方がより多くなってしまいます。

できればスムーズに排便し、お腹をスッキリとさせたいものですよね。

本記事では、便秘の原因、便秘解消などを解説していきます。

また生活習慣だけでは解決しないこともあるため、薬剤師の目線で便秘薬の解説も行います。

本記事を読めば、便秘解消と便秘薬の疑問がスッキリ解消するはずです。

ぜひ最後までご覧になってください。

便秘解消について解説!症状や原因、薬についても薬剤師目線でお伝えします

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便秘の症状と影響とは?

便秘とは、便が出にくかったり、硬い便が出たりする症状です。

便秘になると、食欲がなくなったり、お腹が痛くなったり、吐き気がしたりなどの不快な症状が出ることがあります。

体にとって不要なものが排泄されなくなるので、美容にもよくありません。

ひどい便秘になると、残便感や痛みが伴い、日常生活に支障をきたすことも。

便秘の原因は、運動不足や水分不足、食物繊維不足、ストレスなど様々で、酷くなると医療機関の受診が必要になる場合もあります。

便秘には様々な種類がありますので、一緒に確認していきましょう。

便秘の種類

便秘の種類

便秘は、体にとって不快な状態です。

便秘は大きく分けて機能性便秘と器質性便秘の2種類があり、これらの便秘はさらに細かくわけることができます。

機能性便秘

機能性便秘は、主に生活習慣や食生活が原因となる便秘であり、以下の3種類に分類されます。

弛緩性便秘

弛緩性便秘は、大腸の蠕動運動(ぜん動運動)の低下によって便が固くなり、排便が困難になる状態です。

大腸の緊張と蠕動運動(ぜん動運動)が低下することによって、便の移動が遅れ、水分が吸収されすぎてしまい、便が硬くなります​。

お腹の力が弱ってきた高齢者や、やせ型の人々に多く見られ、便意を感じにくいのが弛緩性便秘の特徴です。

弛緩性便秘を改善するには、お腹のマッサージや適度な運動を行い、無理なダイエットは控えたほうがよいでしょう。

痙攣性便秘

痙攣性便秘は、精神的ストレスなどが原因で自律神経が乱れ、大腸の運動が異常になってしまう状態です​。

運動不足や水分不足、食物繊維不足などの生活習慣の乱れも原因として考えられます。

ストレスの管理やリラックスすることが、痙攣性便秘の改善につながるでしょう。

直腸性便秘

直腸性便秘とは、排便のシグナルが上手く伝わらない便秘の一種です。

便が大腸の最後の部分(直腸)まで達し、トイレに行けない状況が続くと排便の合図が感じられなくなってしまい、便秘になってしまいます。

トイレに行けない状況が続いて、無理に排便を我慢すると便秘になってしまう経験はありませんか。

忙しい日々を送っているときや、トイレに行く時間が取れないときに、直腸性便秘の症状が現れることがあります。

直腸性便秘の改善には、生活に余裕を持ってトイレの時間を確保することが重要です​。

器質性便秘

器質性便秘は、消化器官の障害などの器質、つまり消化器官の構造が通常と異なっていることが原因が背景にある便秘です​。

具体的な症状や治療方法は原因の病気や障害によって異なります。

医師の診断と指導に従って適切な治療を受けることが重要です。

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便秘の原因となる要素

便秘の原因となる要素

便秘の原因となる要素にはいくつかあり、以下の4つの要素が主に挙げられます。

便秘の原因要素1.食事

食生活が乱れると、便秘になりやすくなります。

特に、食物繊維の摂取不足は便秘の原因のひとつです。

食物繊維が不足すると、便が硬くなり、腸の動きが悪化して便秘になりやすくなってしまうことも。

食物繊維は、全粒粉製品、果物、野菜などに多く含まれてるので、便秘を予防するためには、これらの食品を積極的に摂取しましょう。

具体的には気をつけたいのは以下の通り。

  • ご飯は白米ではなく、玄米や雑穀米にする。
  • パンは白パンではなく、全粒粉パンにする
  • 野菜は、1日350g以上を目安に摂る。
  • 果物を1日2〜3個を目安に摂る。

また、水分不足も便秘の原因になります。

1日1.5〜2リットルの水分を摂るようにしましょう。

便秘の原因要素2.運動不足

運動不足は便秘の原因にもつながります。

腸をコントロールしている神経は「自律神経」。

運動をしないと、自律神経が刺激されなくなり、お腹に刺激がいかなくなるのです。

運動不足で腸の動きが鈍くなると、便がスムーズに排出されず、便秘になってしまうことも。

運動を習慣にすると、キレイにつながるだけでなく、便秘が改善される効果も期待できます。

毎日運動できなかったとしても動くことを心がけることが大切です。

便秘の原因要素3.ストレス

ストレスは腸の動きに悪影響を与え、便秘を引き起こす可能性があります。

ストレスも運動と同様、自律神経に悪影響を与えてしまうからです。

ストレスで大腸の動きが乱れると、便の水分を吸収しすぎてしまいます。

また、腸が動かなくなると便を直腸まで運ぶ動きが低下してしまうことも。

ストレスは、便秘の原因につながってしまうのです。

便秘の原因要素4.薬剤や病気による影響

いくつかの薬剤や病気は便秘を引き起こす可能性があります。

抗うつ薬、抗コリン薬、麻薬製剤、精神科系の薬などが便秘の原因となることが知られています。

大腸の動きを妨げる副作用が確認されているからです。

また、がんの治療薬や痛み止めの副作用として便秘が引き起こされることもあります​。

薬剤や病気は便秘の重要な原因であり、薬剤の影響を管理することが便秘の予防および改善に重要です。

排便の仕組み

排便のプロセスは複雑で、体内の多くの部位が連携しています。

便意がどのようにして生じ、便は何からできているのかを確認していきましょう。

便意がくるまで

便意は、便が直腸に移動し特定の内圧を作り出すことで生じます。

便が直腸に移動すると、直腸内圧が40〜50mmHg以上に上昇します。

この圧力が直腸壁の骨盤神経を刺激し、信号が仙髄の排便中枢を経由して大脳皮質に伝わり、便意を意識するようになるのです。

便意を感じることは、便が適切に直腸に到達し、排便の過程が開始される重要な刺激です。

便意は、排便の初期段階を通知する重要な生理的反応であり、便意を感じることが便秘の解消の一助になるのです。

便は何でできている?

便は主に水分、未消化の食物残渣、腸内細菌、および毒素から構成されています。

便の成分は、約70%が水分、約10%が食物の残渣であり、残りは腸内細菌、毒素などから成り立っています​。

人々が便を排出すると、色、形などで、食事、水分摂取、および体の全体的な健康状態を確認できることも。

便は個人の健康状態を示すバロメーターとして機能するのです。

便秘解消のための方法

便秘解消には、食生活の改善、運動、ストレスの解消、および腸内フローラの整え方が重要です。

これらの方法は便秘の原因となる要素を直接的または間接的に対処し、便秘の症状を改善する可能性があります。

食生活の改善

便秘解消には、食生活を改善することが大切です。

食物繊維を多く含む食品を摂ると、便の量が増えて便通が良くなります。

発酵食品には、善玉菌が含まれているため積極的に摂れば、腸内環境の改善が見込めるでしょう。

オリゴ糖は、善玉菌のエサとなって腸内環境を改善します。

具体的には、以下の食品を積極的に摂りましょう。

  • 食物繊維:野菜、全粒粉製品、果物、海藻
  • 発酵食品:ヨーグルト、キムチ、納豆、漬物
  • オリゴ糖:玉ねぎ、バナナ、果物、きのこ

また、水分を十分に摂ることも大切です。

1日2Lを目標に水をこまめに飲む習慣をつけることもおすすめです。

食生活を改善して、便秘を解消しましょう。

運動をする

適度な運動は腸の動きを促し、便秘解消に効果的です​。

運動をすると一旦交感神経が優位になりますが、その後副交換神経が働くことで、腸の動きを促進し、便通を改善します。

また運動により体の血流が向上し、消化器系の機能の向上も期待できるのです。

ウォーキング、腹筋、便秘に効く体操などが便秘解消に効果的な運動とされています​。

日常的な運動は便秘解消に役立ち、特に腸の動きを促進する運動を取り入れることが便秘解消にとっては重要です​。

ストレスの解消方法をみつける

ストレスも便秘の原因の一つです。

ストレスは自律神経の機能に悪影響を及ぼし、便秘につながってしまうのです。

ストレスを解消することで、消化器系の機能が改善し、便通が良くなる可能性があります。

リラックスする方法を見つけて、ストレスを溜め込まないようにしましょう。

瞑想や深呼吸、リラックスするエクササイズなど、自分に合ったストレス解消方法を見つけるのが大切です。

腸内フローラを整える

腸内フローラを整えることは、便秘解消と全身の健康に重要です。

腸内フローラが乱れると、消化器系の機能に悪影響を与え、便秘を引き起こす可能性があります。

腸内フローラの乱れは、プロバイオティクスの考えを用いると正常化させることができるかもしれません。

プロバイオティクスとは腸内の善玉菌を、食事やサプリメントから積極的に体内にとり入れること。

特に発酵食品(ヨーグルト、キムチなど)を摂取することで、腸内フローラを整え、便秘解消に役立ちます。

健康的な腸内環境を維持するために、プロバイオティクスを含む食材やサプリメントを摂取しましょう。

薬剤師が選ぶ便秘解消薬

薬剤師が選ぶ便秘解消薬

便秘薬には様々な種類がありますが、その人の症状によって処方されるお薬も変わってきます。その中でもよく処方されるお薬に注目して解説していきます。

便秘薬の種類と特徴

便秘薬の種類は大きく分けて

  • 大腸を刺激する薬
  • 便を柔らかくする薬
  • 膨らんで便を出しやすくする薬

に分類可能です。

その中でも代表的なお薬を紹介していきます。

プルゼニド錠

プルゼニド錠は大腸を刺激する薬に分類されます。

プルゼニド錠の良いところは、効果が早く出て、実感しやすいところ。

一般的には寝る前に服用すれば、翌朝には排便の効果が見込めるでしょう。

良くないところは、大腸の刺激に慣れてしまうこと。

また一時的にお腹が痛いと感じる方もいらっしゃいます。

刺激に慣れてしまうと、お薬をたくさん飲まないといけなくなるため、定期的に服用するのには向いていません。

また妊婦の方などに処方するときは注意が必要な薬です。

酸化マグネシウム

酸化マグネシウムは便を柔らかくする薬に分類されます。

便秘は便の水分を集めすぎてしまうことで起きるため、非常に理にかなったお薬だと言えるでしょう。

酸化マグネシウムのいいところはクセになりにくいところ。

大腸刺激性の下剤より、連用しても効果が落ちにくいと言われています。

またお腹が痛くなりにくいのもいいところですね。

酸化マグネシウムの悪いところは、高マグネシウム血症という副作用が有ることです。

一般的には高マグネシウム血症は発症しにくいですが、腎臓が悪い方などでたくさん服用すると副作用が発現してしまいます。

高マグネシウム血症の具体的な副作用は以下の通り。

  • 低血圧
  • 意識障害
  • 嘔吐
  • 傾眠

比較的安全なお薬ですが、継続して服用するときには注意が必要です。

カルメロース

カルメロースは、カルメロース自身が腸の水分を集めて便のかさを多くする薬です。

腸内でゼリー状になり、大腸を刺激し続けることで排便を促します。

カルメロースの良いところはほとんど副作用がないことです。

お腹の具合が悪くなる副作用は報告されていますが、深刻な副作用は見当たりません。

カルメロースの悪いところは、それなりに「かさ」のある薬を服用しなくてはいけないことです。

たくさんの薬を服用したくないという方には、不向きなお薬でしょう。

ビオフェルミン錠

ビオフェルミン錠はお腹に善玉菌を届けるお薬です。

ビオフェルミン錠を服用するのはいわゆる「プロバイオティクス」の考え方を実践する方法。

腸内環境を整えて、排便を自然に促すお薬です。

即効性はありませんが、非常に副作用が少ないお薬で、継続すると便秘以外、デトックス効果なども期待できるお薬です。

便秘薬の正しい使い方

便秘薬は、便秘のタイプや症状に合わせて、適切な薬を選んで、量と回数を守って使いましょう。

便秘薬の誤用や乱用は依存や便秘の悪化を招く恐れがあるからです。

一般的な便秘には、膨張剤がよく使われます。慢性的な便秘や、他の方法で効果がみられない便秘には、刺激剤が使われます。

便秘薬は、正しく使えば便秘の解消に効果的ですが、誤用は依存や他の健康問題を引き起こす可能性があります。

便秘のタイプを理解し、適切な便秘薬を選び、推奨される用量を守ることが大切です。

便秘薬を使う際には、必ず医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

薬剤師から見た便秘薬の注意点

便秘薬はドラッグストアなどでも手に入る、身近なお薬です。

薬効自体も、大腸を刺激したり、水分を便に集めたりなど、単純な薬効を持つものがあるため比較的安全とされています。

しかし、連用すると効き目が弱くなったり、副作用がでていても気づかない場合も。

あまりに長期間にわたって服用するのはおすすめできません。

食生活、運動、服薬で腸内をコントロールするのが、一番正しい排便の姿と言えるでしょう。

そのためにも日頃から服用しているお薬を市販、処方薬含め記録しておくのがおすすめです。

記録したお薬で気になるところを医師、薬剤師に相談すると安全に便秘解消へのアドバイスが行なえます。

便秘解消に向けてのアドバイス

ここからは便秘解消に向けた、アドバイスをお伝えしていきます。

実践できるものを一つでも取り入れれば、スムーズに便秘解消に向けたスタートを切ることができるでしょう。

日々の生活で取り入れるべきポイント

便秘解消には、日々の生活習慣を見直すことが重要です。

便秘の主な原因は生活習慣です。

食習慣や運動習慣を改善することで、便秘を解消することができます。

特に、食物繊維を多く含む食事や適度な運動は、便秘解消に効果的です。

食物繊維は、便の量を増やして腸を刺激し、排便を促進します。

適度な運動は、腸の働きを活発にして便通を改善します。

便秘に悩んでいる方は、一度日々の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

症状が改善しない場合の対応策

便秘の症状が改善されない場合は、便秘薬の使用や医師の相談を検討しましょう。

食生活や運動習慣の改善だけでは、便秘が解消されないことがあります。

便秘薬は、腸内の水分吸収を抑制し、便の排出を助ける効果が期待できるでしょう。

また、医師に相談することで、便秘の原因をより深く探求し、適切な対策を講じることができます。

おなかすっきりを体感できるサプリメントも上手に取り入れよう

便秘と便秘の原因、便秘薬について解説いたしました。

身近な疾患なだけに、「そのうち治るかも」と後回しに考えてしまう方も少なくありません。

しかし放置していると、体のあちこちに不具合が発生してしまうことになりかねないのです。

できればスッキリと解消させて、体のキレイも取り戻したいところ。

生活習慣を見直すのが便秘解消の一番の近道ですが、なかなか改善するのは難しいという方も少なくないのではないでしょうか。

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