こんにちは。スリーピースコーポレーションの薬剤師、菅野です。

健康を気遣い、体に取り入れる食品の成分を詳しく知りたいとお考えの方は多いでしょう。

特に、聞き慣れない添加物を見ると「これは何?体に悪影響はないの?」と不安になるのは当然のことです。

その一つが「pH調整剤」ではないでしょうか。役割が分からず、不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。

本記事では、そんな「pH調整剤」について、その役割、安全性、そして体への影響まで、徹底的に分かりやすく解説します。

この記事を読めば、pH調整剤への疑問が解消され、安心して食品を選べるようになるでしょう。

pH調整剤とは?pH調整剤の使用と体への影響で知っておくべき情報
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【基本】pH調整剤とは?その役割と仕組みを分かりやすく解説

pH調整剤とは、食品や飲料などの「酸度」を調整するために使用される物質のことです。

pHとは、水や溶液が酸性・中性・アルカリ性のどの性質を持っているかを表します。

具体的には、0〜14の範囲で表され、7が中性、7より小さいと酸性、7より大きいとアルカリ性の性質を持つ物体とされています。

身近にある物質で例えると、

  • 胃酸:pH1〜2(酸性)
  • 純水:pH7(中性)
  • 海水:pH8〜9(アルカリ性)

などが代表的です。

食品や飲料は、酸性度が高すぎると味が酸っぱくなりすぎてしまったり、逆にアルカリ性度が高すぎると食品の持つ風味が損なわれたりしてしまいます。

また極端なpH濃度の偏りが長期間続くと、食品の色が損なわれることも。

そこで、酸性度とアルカリ性度のバランスを調整するためにpH調整剤が使われるのです。

また、食品の保存期間を延ばすためにも、pH調整剤は欠かせない存在です。

知っておきたい!自然由来のpH調整剤の種類と体に嬉しい効果

pH調整剤には、化学合成されたものや、自然由来のものがあります。

自然由来のpH調整剤には、クエン酸、リン酸、乳酸、カルシウム炭酸などが代表的です。

これらの成分は、体内で分解されやすく、比較的体に負担をかけにくいとされています。さらに、それぞれが持つ独自の「体に嬉しい効果」も注目されています。

代表的な成分の持つ役割について詳しく確認していきましょう。

クエン酸

クエン酸は、最も一般的な自然由来のpH調整剤です。

食品のpHを酸性に傾けて、pHの変動幅を調整します。

クエン酸は様々な商品に利用されていて、ジャムやジュースなどの加工食品の成分表示で見かけられた方もいるかもしれません。

またクエン酸はpH調整剤としての役割だけでなく、様々な体に嬉しい効果も確認されています。

例えば、クエン酸は疲労回復に効果的です。

クエン酸回路と呼ばれる、体内でエネルギーを生成する回路を働かせるにはクエン酸が効果的に働くからです。

またクエン酸は、代謝を促進することで脂肪燃焼効果が期待できます。

さらに、クエン酸は酸化ストレスを軽減し、免疫力を向上させる効果も期待できるのです。

健康や美容に興味がある人々にとってクエン酸は、魅力的な成分ですよね。

一方で、過剰なクエン酸の摂取は、口内炎や歯のエナメル質の腐食を引き起こす可能性がありますので、適量を守る事が必要です。

リン酸

リン酸も自然由来の代表的なpH調整剤です。

リン酸は酸性の味を持つ物質であり、酸味を調整するために使用されます。

体内の構成成分としてもリン酸は重要な働きを持っています。

リン酸は体内においてATP(アデノシン三リン酸)の原料となる重要な成分です。

ATPは、筋肉を動かすためのエネルギー源として必要不可欠であり、体内でエネルギーを使うすべてのプロセスに関与しています。

リン酸はまた、DNAやRNAの構成要素としても重要です。

さらに、リン酸は骨や歯の形成にも関与しています。

リン酸は、カルシウムと共に骨や歯の組織を構成するため、適切なリン酸の摂取は、健康な骨と歯を維持するために必要です。

適量を守れば、リン酸はpH調整剤として優秀な成分ですが、過剰に摂取してしまうとかえって骨粗鬆症の原因となる可能性があるため、適量を摂取する必要があるでしょう。

乳酸

乳酸もpH調整剤として使用される代表的な天然成分です。

乳酸は体内でも生成されますが、pH調整剤として使用される場合は食品の酸味を調整する作用を期待されて利用されます。

また菌の繁殖を抑える効果も期待されているため、酵母による発酵の初期段階で利用されるケースも多いです。

乳酸は酸味が比較的マイルドであり柑橘系の風味を引き立てる効果もあるため、ジュースやスポーツドリンクなどの飲料に入っているのを見かけられた方もいるかもしれません。

また、乳酸は天然成分であり、身体に対する影響も比較的小さいため、安全性にも優れています。

カルシウム炭酸

カルシウム炭酸も、pH調整剤として利用されるケースがあります。

カルシウム炭酸は酸性の物質ではなく、アルカリ性の性質を持ちます。

そのため、酸性に傾きすぎた食品などを中和するために利用するのがよくあるケースです。

またカルシウムイオンと炭酸イオンが結合されている状態で、体内に入るとカルシウムイオンとして分離され、体内にカルシウムが補給されやすい状態になります。

このため、カルシウムを補うことも可能です。

カルシウムは健康な骨や歯を維持するために必要な栄養素であり、不足すると骨粗鬆症や歯周病などの病気を引き起こす可能性があります。

このため、骨粗鬆症などを防ぐためには役立つ成分と言えるでしょう。

またカルシウム炭酸はpHの調整だけでなく、食品の口当たりにも影響します。

例えば、炭酸飲料などに利用されるのがよくあるケースです。

カルシウム炭酸が分解される際に炭酸ガスが放出されて、爽やかな口当たりや泡立ちをもたらすからです。

また、パンやクッキーなどの焼き菓子に添加されると、膨張作用を持って、ふんわりとした食感を作り出すことができます。

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なぜ必要?pH調整剤が食品の品質保持に欠かせない理由

pH調整剤は商品の品質を向上したり、製造過程をスムーズにするためには欠かせないものです。

特に食品の保存に関してpHは重要な働きを持ちます。

なぜなら食品において、適切なpHというものがあり、それから外れてしまうと雑菌が繁殖しやすくなり、腐敗が進んでしまうからです。

また食品の製造工程でも独特の風味や食感をつけるためにpH調整剤は用いられます。

「かんすい」という中華麺を製造するために必要な液体が代表的です。

かんすいには炭酸水素ナトリウムなどが含まれており、アルカリ化するpH調整剤です。

小麦粉に弾力を加えたり、独特の風味をもたせることができます。

このように食品を製造する過程で必須となる場合もあるのです。

pH調整剤は保存や色素の沈着、食品の製造など幅広く利用されているため、商品のパッケージで目にする機会も増えてくるでしょう。

気になる!pH調整剤は本当に安全?体への影響を薬剤師が解説

ph調整剤の体への影響

結論からお伝えすると、pH調整剤が直接的に体に悪影響を与えることは、原則としてありません。

日本で食品添加物として使用が認められているpH調整剤は、国の厳しい安全基準をクリアし、厚生労働大臣によって認可されています。また、使用する際には表示が義務付けられており、消費者が確認できるようになっています。

しかし一部のpH調整剤は過剰摂取が問題となることがあります。

例えば、酸味料として使われるクエン酸は、大量に摂取すると下痢や腹痛などの症状を引き起こすことがあります。

また、pH調整剤を含む食品や飲料品は、それ自体が健康に悪影響を与えることはありませんが、その中に含まれる成分によって健康に影響を与えることがあります。

pH調整剤で風味や口あたりが良くなっている食品は、美味しく、食べやすくなっているでしょう。

それらの食品には砂糖や食塩が過剰に含まれており、知らない間にオーバーカロリーになったり塩分過多になってしまうことも少なくありません。

その結果、肥満や高血圧などの生活習慣病のリスクを高めることにつながってしまいます。

また、pH調整剤自体がアレルギー反応を引き起こす場合があるためパッケージの表記に注意が必要な方もいるでしょう。

製品に使用されるpH調整剤の種類や量を確認し、推奨用量を守ることが重要です。

まとめ:pH調整剤を理解し、安心な食品選びを(当社の製品紹介)

本記事では、pH調整剤の役割や安全性、自然由来の成分について解説しました。

適切に摂取すれば、体への影響を過度に心配する必要はありません。特に、自然由来のpH調整剤は、食品の品質保持だけでなく、それぞれが持つ体に嬉しい効果も期待できる点が魅力です。

弊社スリーピースコーポレーションが開発した医療系酵素ジュレ『Asa-Jure』にも、厳選された天然由来のpH調整剤を配合しています。

安心・安全にこだわり、体に優しい成分を選んでいますので、ご興味のある方はぜひ詳細をご覧ください。

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150種類以上の厳選した野菜、 果実・海藻類などを沖縄県産の黑糖で2年以上仕込み、酵母・乳酸菌で 醗酵熟成させた酵素を使用。 component Asa-Jureの成分 デーツシロップ …

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